5. ソフトウェアの使い方

Stellar Data Recovery は、データを復元するために何種類かの異なる方法を提供します。 データを復元するためには、最初にHDDかボリュームのスキャンをすることが必要です。もし、データの復元のために以前に作成した情報やイメージファイルを使用したいのであれば、Stellar Data Recovery はオプション機能として、それらをスキャンする機能を持っています。スキャンを行った後、復元を行う前にスキャンを行ったファイルを確認することができます。また、復元したいファイルのフィルタリング、検索、選択することができます。その後に実際に必要なファイルを選択・復元し、指定のフォルダに保存することができます。

Stellar Data Recovery を使用して特定のデータを復元するために、以下のようなオプションが用意されています。

• すべてのデータ – 指定したHDDや記憶媒体に現存、或いは削除されてしまった、全ての文書、ファイル、フォルダを復元することができます。

• ドキュメント、フォルダおよびメール – 消失或いは削除してしまった文書、フォルダやその内容やメールを復元します。

• マルチメディアファイル – 削除或いは消失してしまった画像、オーディオ、ビデオファイルのようなマルチメディアファイルを復元することができます。

このソフトウェアでは、接続されているドライブ、またはシステムに接続されているドライブまたは記録媒体上の特定の場所を選択することもできます。 以下の選択オプションが用意されています。

• 接続されたドライブ – システム内のドライブ、接続されている全ての外付け記録媒体、認識できないドライブ（Can’t find Drive）オプションも対象とします。

「接続されているドライブ」のボリュームには、特定のアイコン、シンボル、バーが表示されます。詳細は下表を参照してください。

A. ドライブアイコンとその識別:

注：ドライブは、任意のアイコンまたはバーの組み合わせとすることができます。

• 物理ディスク : システムドライブの完全なボリュームと、システムに接続されている外部ストレージメディアを含みます。

• その他の場所 - RAIDリカバリで構成されています。

パソコン上のHDDから消失してしまったボリューム（論理ドライブ）からデータ復元することもできます。認識できないドライブ (Can’t Find Drive) オプションはHDDから削除された全てのボリュームを一覧表示することができます。

ソフトウェアの使い方は以下の項目を含みます。

• 既存ボリュームからのデータ復元

• 紛失したドライブ・未割り当てパーティションからのデータ復元

• CD/DVDからのデータ復元

• 消失したパーティションの復元

• 物理ディスクからのデータ復元

• クラッシュしたコンピューターからデータを回復する

• ディスクイメージ（Disk Images）について

• RAIDの操作

• スキャン（検索）結果のプレビュー

• ファイルの復元と保存

• ディープスキャン

• スキャン（検索）情報の保存

• 詳細設定の構成