Stellar Drive Monitor
Stellar Drive Monitor
SMRT ステータス画面は、HDDのS.M.A.R.T.属性全ての情報を表示します。 また、各属性の図解を確認できます
SMRT ステータス画面は7つの項目で構成されています:(特性の)ID、属性の名前、状態(OKまたはFAIL)、属性(特性の現在の値)、ワースト値(属性がこれまで到達した最悪値)、しきい値(HDDが故障する可能性がある限界値)、および適合度(ディスクの状態を示す目安として使用できます)。
「レポートを保存」ボタンをクリックするとスマートステータス レポートを保存することができます。このレポートにはディスク情報や個々の属性のS.M.A.R.T詳細情報が含まれます。
Stellar Drive MonitorのSMRTステータス機能で識別されている特性の一覧は以下の通りです。
属性の名前 |
説明 |
Read Error Rate (リードエラー発生率) |
HDDのデータ読み込み時に発生した、ハードウェアに起因するリードエラーの発生回数。 |
Spin Up Time (起動時間) |
スピンドルが、起動時に既定の回転数に到達するまでの平均時間 |
Start Stop Count (起動停止回数) |
HDDの起動/停止の合計回数。この数値は電源OFF後の再起動や、スリープモードからの復帰などによって増加します。 |
Reallocated Sector Count (代替処理されたセクタ数) |
不良セクタの発生により、代替用に用意された特別な領域のセクタにデータが書き換えられた回数。この数字が多いことはHDDの正常度が悪化していることを示します。 |
Seek Error Rate (シークエラーの発生率) |
データの読み書きを行なう磁気ヘッドが適切な位置に移動しない不具合の発生した回数。位置決め機構の機械的な不具合によって発生します。 |
Power On Hours (電源ON時間) |
ディスクの合計通電時間時間 |
Spin Retry Count (起動再試行回数) |
起動時にスピンドルが規定回転数に到達しないために、再起動を行った合計回数。HDDに機構的な不具合が発生していることを示します。 |
Calibration Retry Count (校正再試行回数) |
ヘッド位置決めシステムの再校正を要求された回数。HDDのヘッドの位置決めシステムに不具合が発生していることを示します |
Power Cycle Count (電源サイクル数) |
HDD全体の電源のON/OFFサイクルの回数 |
Uncorrectable Errors (訂正不能エラー数) |
FCC機能(エラー訂正符号処理)で処理不能なエラーの発生回数 |
High Fly Writes (ハイフライ書き込み) |
HDDには、ヘッドが異常な浮上量になっていることを検出し、書き込み動作を保護するFly High Monitor機能があり、その状態を検出した場合、データを他の安全な領域に移動することが行われる。Fly High Writesは、このエラーの発生回数を示します。 |
Power-off retract count or Emergency Retract Cycle (ヘッドの退避回数) |
電源OFFが行われた回数 |
Load/ Unload Cycle Count (ヘッドロード/アンロードサイクル数) |
ヘッドがランディングゾーンから、ディスク上のデータの読み書きを行なう位置に移動するロード/アンロードサイクルを行った回数。 |
Temperature Celsius (摂氏温度) |
機器本体の温度の摂氏表示 |
Reallocation Event Count (代替処理回数) |
再割り当てされたセクタからスペア領域にデータを転送しようとした合計試行回数。 成功・失敗した試行は合計してカウントされます。
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Current Pending Sector Count (代替処理保留中のセクタ数) |
回復不能な読み取りエラーが不規則に発生するために、再割り当て保留状態になっているセクタ数 |
Uncorrectable Sector Count (訂正不能セクタ数) |
読み書き中にECCでは訂正不能なエラーの発生したセクタ総数。値が大きくなるほど、ハードディスクの読み書き機能の問題やディスク表面に欠陥が存在する可能性があります。 |
UltraDMA CRC Error Count (UltraDMA CRCエラー発生回数) |
ICRC(インターフェイス冗長性の確認機能)によって検出された、インターフェイスケーブルを介したデータ転送上で発生したエラー回数。 |
Write Error Rate (書き込みエラー発生率) |
書き込み時に発生したエラーの総数。 この値が大きくなるほど、ハードディスクのデータ書き込み機能が悪化していることを示します。 |
Data address Mark Errors (データアドレスマークエラー) |
不正または無効なアドレスマーク検出数 |