4.1. ディスクステータス

この機能は、HDDの一般的な正常度に関する情報を扱っています。

注：システムに複数のドライブが接続されている場合は、右上のドロップダウンリストから対象のドライブを選択することができます。

情報の構成

1. 温度: HDDが正しく動作するか否かは、ドライブの温度上昇速度によって決まります。 ドライブの温度範囲で、ドライブ本体から検出された温度に従って表示色が変わります。

ドライブの適切な温度範囲を以下に示します:

HDD本体の温度	適合度合い	表示色
50°C未満	理想的	青/青緑
50°C ～ 65°C	許容範囲	オレンジ
65°C超過	過熱状態	赤

温度限界はユーザーによる定義であり、設定画面から変更できます。 上記の指定範囲を超える温度はドライブの故障の原因となる可能性があります。

1. SMART 警告

ハードディスクの温度値が40⁰ C または特定の値を超えると、以下のようなSMART警告 ダイアログボックスが表示されます。

この警告メッセージは、ハードディスクの温度が閾値に到達した為、直ちにシステムをシャットダウンすることが推奨される時に表示されます。

注意：この警告メッセージを再度表示したくない場合、次回からこのメッセージは表示しない にチェックを入れ、無視 (Ignore)をクリックしてウィンドウを閉じます。

2. シャットダウン警告

ハードディスクの温度値が50⁰ C または特定の値を超えると、以下のようなシャットダウン警告 ダイアログボックスが表示されます。

この警告メッセージは、ハードディスク の温度がシャットダウン値に到達した為、システムを直ちにシャットダウンすることが推奨される時に表示されます。

すぐにシステムをシャットダウンするにはシャットダウン をクリックし、ウィンドウをクローズするには無視 (Ignore)をクリックします。

2. パフォーマンス: HDDの性能は、いくつかの要素によって決まりますが、アクセス時間が最も重要な要素であるとも言われています。 その理由により、本ソフトウェアでは、ディスクの転送速度を性能として表示します。

ハードディスクのパフォーマンスが40%に落ちた際に以下のような警告メッセージが表示されます。

この警告メッセージはハードディスクのパフォーマンスが落ち、データの損失を防止するためにハードディスクのクローンを作成することが推奨されることを示しています。

ハードディスクのクローンを作成するにはディスクのクローン作成 ボタンをクリックし、ウィンドウを閉じるには無視 (Ignore)をクリックします。

注意:

• この警告を再度表示したくない場合、次回からこのメッセージは表示しない にチェックを入れ、無視 (Ignore)をクリックしてウィンドウを閉じます。

• ハードディスクのパフォーマンスステータスは1.5時間の間隔でアップデートされます

3. 健全性: HDDの健全性は合計動作時間、リード/ライトエラーの回数等で決まります。

Stellar Drive MonitorはHDDの健全性を表示します。

HDDの健全性	適合度合い	表示色
80%以上	理想的	青/青緑
79% ～ 65%	許容範囲	オレンジ
65%未満	危険	赤

ハードディスクの健康状態が40%に落ちた際に以下のような警告メッセージが表示されます。

この警告メッセージはハードディスクの健康状態が落ち、データの損失を防止するためにハードディスクのクローンを作成することが推奨されることを示しています。

ハードディスクのクローンを作成するにはディスクのクローン作成 ボタンをクリックし、ウィンドウを閉じるには無視 (Ignore)をクリックします。

注意:

• この警告を再度表示したくない場合、次回からこのメッセージは表示しない にチェックを入れ、無視 (Ignore)をクリックしてウィンドウを閉じます。

• ハードディスクの健康状態は1.5時間の間隔でアップデートされます。

ディスクに関する統計情報の表示以外に、接続されているディスクの中から選択されているディスクの、ドライブ番号、機種番号、ファームウェア、インタフェースの種類、シリアル番号、合計セクタ数などのディスクの詳細情報も表示します。

注： パフォーマンス、健全性、および温度特性の現在の値を表示しているタイルの色は、ディスクの状態によって青からオレンジ、赤に変わります。 青い色のタイルは理想状態表し、赤は危機状態を表します。 オレンジ色のタイルは、特性値が許容範囲ではあっても警戒レベルであることを表します。